鹿児島県では,本遺産が本年7月に登録10周年の節目を迎えたことから,「『明治日本の産業革命遺産』~その価値・意義の見つめ直しと次世代への継承~」をテーマに,本年7月12日(土曜日)に鹿児島県歴史・美術センター黎明館で記念シンポジウムを開催しました。
今回,さらに多くの方々にご覧いただくため,当日の模様をYouTube県公式チャンネル等にてオンデマンド配信します。ぜひご覧ください。
【動画掲載先】
【概要】
当日は2部構成。第1部では,「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞の受賞作家で,「関吉の疎水溝」を舞台に短編ミステリー小説を執筆した佐藤青南氏による記念トークを開催しました。第2部では,本遺産の登録までの道のりや価値・意義について専門家等による基調講演やパネルディスカッションを行い,県内構成資産が日本の近代化,重工業の発展にどのように貢献したのか改めて見つめ直す機会となったほか,次世代への継承に向けた提言等をいただきました。
【プログラム】
出演者 佐藤 青南氏(小説家)
東川 隆太郎氏(NPO法人かごしま探検の会 代表理事)
⑴主催者挨拶
鹿児島県知事 塩田 康一
⑵来賓挨拶
産業遺産情報センター長 加藤 康子様
元鹿児島県知事 伊藤 祐一郎様
⑶基調講演
「世界文化遺産登録を振り返って」
島津 公保氏(一般財団法人産業遺産国民会議 理事)
「世界文化遺産登録10年の意義とこれから」
原口 泉 氏(志學館大学人間関係学部 教授)
⑷パネルディスカッション
コーディネーター
東川 隆太郎氏(NPO法人かごしま探検の会 代表理事)
パネリスト
島津 公保氏(講師)
原口 泉 氏(講師)
深港 恭子氏(鹿児島県歴史・美術センター黎明館 主任学芸専門員)